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受診~発見~告知

前回の記事を書くときに、どう書くか困っててね。
だーっと書くと長くなっちゃったので、とりあえず結果だけ書いとこうとザーッとカット・・・

なんてのを繰り返していたら、結局健康診断で見つかったっぽく仕上がってましたね(^_^;


でも本当は、
毎年健康診断を受けているけどその時には見つからず、今回別に「子宮頸がん」と「子宮体がん」の検査して見つかった・・・


って書きたかったの~



ってな訳で経緯を。 (かなり長文です)


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何で病院に行ったかというと、不正出血があったからです。


これまでに、排卵期の不正出血は経験が何度かありました。
それは生理と生理に間のまさに排卵の頃に数日間だけ出血が見られることがあるっていう、特に心配することはないタイプのやつです。




でも今回はね、生理が終わった数日後、ひょっこり出血して・・・
止まってみたり出血してみたりを次の生理まで繰り返してました。

出血と言っても経血のそれとは違って、さらっとしたおりものに鮮血が混じって薄い血??ってのが出る程度。




その時思ったのは
「とうとう更年期?生理が終わる段階がはじまったか???」位の軽いものでした。

それでも、そんなのが続いたら面倒なので、婦人科に行ってホルモン剤でももらったら血は止まるだろう・・・
と思って、婦人科の受診を決めました。




予約をした当日(5月13日)
その頃には出血も止まっていたので、行くのをやめようかとも思ったけど、せっかく予約したし、相談しとこ・・・とね。




診察はイヤーな内診ですよ。慣れないですよねー。
あとは子宮頸がん検診。
あとエコーで子宮の画像を見てみたら、子宮内膜が普通よりも厚いらしい。

そうなると子宮体がんの検査もした方が良いのだけど、その病院にはその設備がないので、紹介状を書いてもらって大きな病院に行くことになりました。





2日後(5月15日)
初の子宮体がん検査。
多分「組織診」だったのかな。これが、正直ものすご痛い007.gif
子宮の内側の組織をとるから、多分ひどい生理痛とかに近いんじゃないかなあ・・・
私生理痛しないのでよく分からんけど、未知の痛みでした。
で、そのあと数日は出血します。

この時に「何かあるのは間違いないようですねえ・・・」という言葉とともに
、1週間後に結果を聞きに行くときにはMRIの検査をすることも決まってしまう021.gif


もしがんが見つかった場合は、詳しく子宮の状態を把握するためにMRIをとるのが次の流れなんですね。
これが結構混んでいるので早めに予約しとかないといけないらしく、結果を待たずに予約を入れてもらいました。

もう既に、嫌な予感・・・・





1週間後(5月22日)
「おひとりですか?」からはじまり、
「がん細胞が見つかりました・・・」って。

えーーーーーー!
やっぱりかー、マジかー、うそーー、どうしよーー・・・・・




で、その日はそのまま予約してあったMRIを撮ってから帰る事。

一週間後に詳しい結果が分かるので、その時にはだれか家族と来てほしい事。
他の部位に転移はないか調べるためにCTとらないといけない事。
心電図と血液検査すること。
子宮体がんの治療の第一選択は子宮全摘手術なこと。
初期だったら腹腔鏡手術が出来ることなどなど・・・
軽はずみなことは言えないがと前置きして、先生の経験的予感では初期ではないかという話・・・


とか、呆然としながらも、そんな話をひとしきり聞いてから帰りました。





今思えば何がツライって、ここから一週間の、「どうなんだろう期」ですよ。
それと、夫に話しなきゃいけないのがね・・・


夫に話すときだけは涙がポロポロでてね・・・
ハッキリわからないっていう状態っていう不安定感。


でも、ネットでいろいろ調べてるうちに、子宮がんは進行が凄く遅い事、
そもそも、初期のがんは治る事などなど、
良い話ばかり拾っては読んでいた私は、かなりの早さで気を取り直し、気持をコントロール。


よく分からんことで泣くわけにはいかん


という、何か分からない負けず嫌いを発揮して(^_^;)


でも、コレは自分自身の事だからそう思えたのかも。
もし夫ががんになってたら、もっと弱ってたかもしれないなあ。





更に1週間後(5月29日)
詳しい結果を聞く前に、CTを含めてその他必要ないろんな検査を済ませる。

結果を聞く時間には夫も同席してもらう。

そして、MRIの画像を見た結果、初期のがん。
画像で見る限りは、そのほかの臓器に逡巡はなさそうだという。
腹腔鏡でできる条件内のがんだと。
抗がん剤治療をするかどうかは術後の検査で決まる。などなど。。。


聞きたいことはいろいろ聞いて、同席していた夫も、やっと少し安心した様子。

現在の状況を理解して、やるべきことが分かるとなんとなく落ち着くもんですね。



入院の予定日と手術日も決まったし、検査も済んでいるので、あとは事務的なことを残すのみです。


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で、もともとは病気の事は秘密にしておこうか・・・・
と思っていたんです。

でも、初期で見つかったこと、
初期とはいえ完治(寛解)するまでには時間がかかる病気だという事。

とかを考えているうちに、周りの人には言っちゃった方が何かと良さそうだと。

いちいち説明するのが面倒で、引きこもってしまうかもしれないし、
今は術前で元気やけど、術後はその時々で弱音を吐きたくなることもあるかもしれんし・・・
早いうちから言っとけば、周りの人も普通に受け止めてくれるようになるやろうし・・・
とか、勝手に思ってみたり。



あと、ネットでいろんな情報が調べられるようになって、色々読んだりなんかしても
闘病の記録は「子宮頸がん」のほうが多かったので、記録を残すのも意味がありそうだなと思ったし。



受け止め方はいろいろで、家族をがんで看取ってつらい思いをしたことを思い出す人もいるかもしれないけど・・・


私は、声をひそめないかんような病気になった訳じゃない。
がんって死因第1位の病気かもしれんけど、
検査で早期発見したら治る病気でもある。



という事を、少しでも感じてもらえたらいいと思っています。













Commented by maki at 2015-06-03 16:28 x
書き記すことに決めた
勇気に感謝。
婦人科系の疾病は
私も大いに気になるところ。
心して読ませてもらいます!
Commented by 和美 at 2015-06-03 18:30 x
体はちゃんと教えてくれるんだなあ、と。
自分が病気になったときも、普段はそれくらいでは行かないのに病院にいったことを思い出した。

「よくわからんことで泣くわけにはいかん」の言葉が一番響きました。笑
気持ちいい!
私は原因不明で再発を繰り返して、鬱々と暮らしたなあ。

私も、こころして読みます。書いてくれてありがとう。
Commented by okuyamama at 2015-06-04 22:30
まきちゃん>ありがとー!
いやでも、そんな心構え要りませんしー(笑)

Commented by okuyamama at 2015-06-04 22:45
和美ちゃん>原因不明ってつらいだろうね・・
終わりがないと思うと、沈むだろうね~

『はじめてのお使い』やら『動物もの』で泣くことはあるけど、自分の事では泣かないのを発見したよ(^_^;)



Commented at 2015-06-06 00:06
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by okuyamama at 2015-06-06 16:58
世浪さま>応援ありがとうございます!
病院に検査に行った頃から、一才出血も止まっているので、あの時病院にいかなかったら、見つかるのはまだまだ先だったと思うんですね~

早く見つかって本当によかったです!
ある程度の年齢的になったら、子宮体がんも検査してみるほうがいいですよね~
Commented by nakachan02 at 2015-07-14 22:04
久しぶりに覗いたら、大変やん。どんだけ心を痛めたかと思ったら辛くなったし、今頃知った自分が悲しい…
Commented by okuyamama at 2015-07-15 14:41
ナカ>悲しくならんでよぅー!
時間差で驚かせて申しわけないわΣ(-∀-;)

健康診断を毎年受けていて、子宮頸がんの検査はしてたけど、子宮体がんの検診は受けてなかったからねー。
子供を生んでいない人はリスクが高いらしいので、気を付けた方が良いよー!
by okuyamama | 2015-06-03 10:08 | 病気の話 | Comments(8)

   okuyamama@excite.co.jp


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